ケーススタディ

多数の代替シナリオを素早く検証して
最適な物流ネットワークデザインを選択する

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ネットワーク最適化プロジェクトの目標:

  •  保管、物流、輸送の総コストを削減
  •  施設およびアウトバウンド経路を統合する機会を模索することにより、複雑性を低減させ、カスタマーサービスを向上

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多数の代替シナリオを素早く検証して最適な物流ネットワークデザインを選択する

課題

グローバルにビジネスを展開するある農産物/食品加工メーカーは、カリフォルニア州で米国内ビジネスの急成長を遂げていました。いくつかの施設のリース契約の契約終了が近づいてきたため、ネットワーク内の倉庫数を評価することにしました。このタイミングは、現在そして今後のビジネスの成長を促すために、コストを削減したり、カスタマーサービスを向上させるのに最適なロケーションを判断するのに理想的なタイミングといえます。

現行の輸送戦略とネットワークも精査する必要がありました。このメーカーは、一部の国内顧客に比べると比較的小規模であったこともあり、顧客への輸送の80%以上を顧客の輸送ネットワークと顧客所有の車両に依存していました。その結果、その分の費用が価格に組み込まれてしまっていました。では、出荷ロケーションを集約した場合、コストを削減しながら、サービスを向上させることは可能でしょうか?出荷の一部をトラック輸送から鉄道に移行することにより、コスト削減の機会を見出すことは可能でしょうか?

 

ソリューション

2,000点を超える製品、7カ所の生産拠点、15棟の出荷倉庫、7棟の冷蔵倉庫を保有しており、それぞれ季節によって極端に異なる状態で運用されている状況の中、コスト削減の機会を特定するにはエンド・トゥ・エンドでサプライチェーン全体を視野に入れる必要があります。そこで、ラマソフトのソリューションチームが加わり、ネットワーク最適化プロジェクトの実施を支援しました。最初、月毎の季節変動性を示す12期ベースラインモデルの構築からスタートしました。もし拠点を移転したらどのようなコスト的な影響があるかを評価するため、モデルには重量単位の倉庫の固定費/変動費や輸送費などのコスト情報を含めました。Supply Chain Guru®を活用してベースラインモデルでネットワーク最適化を実行したところ、倉庫間の製品の移動を減らしたり、未完成の移動を制限することにより、いくつかの「クイックウィン(素早い成果)」の機会が見込めることが判明しました。

次に、施設閉鎖、統合、拠点のさまざまな組み合わせを示す13のネットワークシナリオを作成し、各シナリオについてその影響を検証しました。

 

コストトレードオフの比較: シナリオ1の変動倉庫コストを削減することにより、最大のコスト削減が可能になることを示している。

 

結果

この調査の最終提案は次のようになりました。

  • 現地生産を行うある特定の施設1カ所を拡張すると、倉庫および輸送コスト(年間350万ドル)の10%を削減可能
  • 顧客割付結果に基づき、可能な限り出荷倉庫を統合/閉鎖
  • 顧客をCPU(Customer Pick-Up:顧客引き取り)から民間企業の輸送へ移行の可能性を模索
  • 製品の鉄道輸送を増やすために物流拠点を鉄道網ハブ施設近くに移転したとしても、転換されたCPUビジネスを補うために必要なコスト削減をもたらさない

 

ラマソフトのソリューションに関するご質問は、03-6809-1018 またはInfo_Japan@LLamasoft.com までお問い合わせください。

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